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人間関係が壊れない!結婚式の招待状に欠席返信する時のマナーや例文を解説

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目次

はじめに

「結婚式の招待状に欠席と返信するときに押さえるべきマナーは?」

「人間関係が壊れない断り方やマナーを事前に確認したい」

「一度参加すると行ってしまったが、諸事情で参加できなくなってしまった」


このように悩んでいる方に向けて本記事では、結婚式の招待状に「欠席」と返信するときのマナーや書き方を例文を添えて解説していきます。


参加したくない結婚式に無理やり行くのは苦痛ですよね……。とはいえ、誘いを断ってしまうとその人との関係が崩れてしまう場合もあります。


人間関係を崩さないように断るには、いくつかポイントを押さえなければなりません。

結婚式の招待状に欠席と返信をしようとしている方やこれから参加を断ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

結婚式の招待状に「欠席」と返信するときのマナー

結婚式の招待状が届くのは、基本的に結婚式当日の3か月前です。返信ハガキの期日は本番の1か月前に設定されます。


今回は都合が合わず「欠席」と返信するときは以下のマナーを守りましょう。


・1週間程度時間をかけてから返信する

・予定が分からない場合は直接連絡する

・直接欠席と伝えても返信はする

・招待状を受け取ったあとはご祝儀を包む


ひとつずつお伝えします。返信ハガキへの書き方は後でご説明しますね。


1週間程度時間をかけてから返信する


招待状にすぐ返信してしまうと「そもそも行きたくなかったのでは?」「私たちの結婚式の優先順位が低いのでは?」と思われる恐れがあります。


そのような誤解を受けないためにも、欠席連絡をするのは招待状が届いてから1週間くらい経ってからです。時間を空けていれば、調整したけど都合がつかなかった旨が相手に伝わります。


ただし、事前に電話やメールで新郎新婦に欠席の連絡を直接する必要があります。のちほど詳しくお伝えしますが、欠席の理由はざっくりで問題ありません。


また、返信期限は守ってください。運営側の都合ですぐに返事がほしい場合もあるため、そのようなときは臨機応変に対応しましょう。


予定が分からない場合は直接連絡する


仕事や別件で予定がはっきりしない場合は、決まり次第すぐに返信すると伝えましょう。返信用のはがきにその旨を記載して送ってもいいですが、直接伝えると本人に参加意欲をアピールできます。


「今は仕事が忙しくてちょっと空けられるか分からないので、○○日まで待ってもらえますか?」と伝えるだけです。


場合によっては前日でないと参加できるか分からないケースもあるかもしれません。参加人数が定まらないと運営側に迷惑がかかるため、そのようなときは欠席と返信してください。


後日お祝いするか電報を送るかすると、喜ばれます。


直接欠席と伝えても返信はする


どうしても外せない用事があったら結婚式には参加できないでしょう。誘ってくれた人に直接断りの連絡を入れても、返信用ハガキは「欠席」で送る必要があります。


マナーとしては行けないことが確定した時点で、新郎新婦に直接電話してお詫びするのがベターです。そのうえで、招待状に「欠席」の旨を記載して返信します。


認識のズレをなくすためと「お祝いの気持ち」と「行けなくて本当に残念」という気持ちを文字にして伝えられるからです。


人間関係を壊さない書き方や誠意ある伝え方を意識する必要があります。(この点は後述します)

招待状を受け取ったあとはご祝儀を包む


一般的に招待状を受け取った以上は、ご祝儀を包む必要があります。


招待状に「欠席」と返信した場合であれば5,000円~1万円。結婚式の招待状に「出席」と返信したにもかかわらず、欠席する場合は10,000円~15,000円が相場です。現金でなくても同等額のプレゼントでもおすすめです。


結婚式で包むご祝儀の金額は間柄によって変わります。その点について以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

>>結婚式の費用っていくらかかる?節約できるポイントについても解説!

【人間関係を壊さない】欠席の場合における断り方

招待された結婚式を欠席する理由は人それぞれですが、断り方によっては人間関係をそのものを壊してしまうリスクもあります。


会社や友人関係など今後も良好な人間関係を続けるために、大切なポイントをまとめました。


・正当な理由で参加できない場合は誠意をもって伝える

・諸事情で参加したくない場合は言い方を工夫する


上記2点の詳細は以下の通りです。


正当な理由で参加できない場合は誠意をもって伝える


誰がどう考えても納得できる理由であれば、誠意をもって伝えます。たとえば、以下のような理由です。


・出張の予定が入っているから

・妊娠していて外出が難しいから

・親戚の結婚式と重なっているから

・今現在、入院しているから

・納品直前でどうしても調整できないから


そのため、一例となりますがシンプルに以下のように伝えれば問題ありません。

結婚本当におめでとうございます

久しく会ってないけど、結婚式に誘ってくれて嬉しかった

本当にありがとう

参加したかったけどその日は出張の予定が入っていて

どうしても参加できないんだわ

ホントに申し訳ない

また、地元に戻ってきたときに連絡します

そのときに埋め合わせさせて下さいね


欠席が決まったらまずは電話やメールで連絡して、返信ハガキに簡単に記載して送ります。


それに対して、正直に伝えてはいけない理由もあります。


・お金がないから

・何となく行きたくないから

・ほかの遊びに行く予定を優先したいから

・元カノの結婚式で祝う気持ちになれないから

・ぶっちゃけそこまで親しくないから


といった理由は相手との関係性が崩れてしまいますし、常識がないと判断されてしまうでしょう。


諸事情で参加したくない場合は言い方を工夫する


行きたくない結婚式に無理に出席する必要はありません。「どうしても外せない用事があって」「やむを得ない事情があって」とざっくり伝えれば、招待してくれた方も分かってくれるでしょう。


すぐに活用できるようにいくつか例文を記載します。


〇地元の友達の場合

○○、結婚本当におめでとう!

自分のことのように本当に嬉しいよ

久しく会ってないけど結婚式に誘ってくれて嬉しかった

ありがとう

参加したかったけど、その日はどうしても

外せない用事があって行けないんだわ

ホントに申し訳ない

別日に埋め合わせさせてね


お祝いの言葉を入れつつ、欠席の理由はシンプルに伝えます。今後も付き合っていくのであれば、忘れずに埋め合わせは行いましょう。


〇会社の同僚の場合

○○さん、結婚おめでとうございます!

ご招待いただいて申し訳ないですが

その日はどうしても外せない用事があって参加できません

本当に申し訳ないです

改めてお祝いをさせてくださいね


会社の同僚の場合は、地元の友達よりも形式的な文章で返信します。お祝いする気持ちと招待への感謝を入れて、シンプルにまとめていきます。埋め合わせは今後も働く中であれば、必要でしょう。


〇会社の上司の場合

○○部長

この度はご結婚おめでとうございます

ご招待いただいた結婚式ですが

どうしても外せない所用がありまして

欠席させていただきます

お誘いいただいたにも関わらず申し訳ございません

お二人の幸せを心よりお祈りしています


会社の上司の場合は、失礼がないように返信します。後日、上司に欠席の理由を突っ込まれるリスクがあれば「家庭の事情」と書いておけば問題ないでしょう。


〇取引先の場合

○○様

いつもお世話になっております

この度はご結婚お誕生日おめでとうございます

結婚式をご招待いただき大変嬉しく思いますが

その日は家庭の事情により出席いたしかねます

お誘いいただいたのにも関わらず

申し訳ありません

後日しっかりとお祝いさせていただければ幸いです

取引先の場合、失礼がないように最大限気をつける必要があります。欠席の理由を後日聞かれる可能性があれば「家庭の事情」と言えば、角が立たないでしょう。

誘われた結婚式に欠席を伝えるときに押さえておきたいポイント

結婚式を不参加と決めたときは、以下のポイントを押さえましょう。


・真っ先にお祝いの言葉を伝える

・お祝いや電報を送る

・結婚式前後のSNSに気をつける


順番に見ていきましょう。


真っ先にお祝いの言葉を伝える


結婚式のお誘いに不参加を伝えるには、口頭や電話、メール、LINEなどさまざまですが、どの方法を使うにしろ「おめでとう」とお祝いの気持ちはしっかりと伝えてください。


結婚式には100名以上参加者がいる場合もあります。そんな中、あなたを誘ってくれたことに感謝の気持ちを伝える必要があり、それに対する「ありがとう」の気持ちを忘れてはいけません。


お祝いや感謝の気持ちを伝えたうえで、参加できない旨を伝えましょう。

お祝いや電報を贈る


結婚式に参加できなくても、ご祝儀やプレゼント、電報を贈るのはおすすめです。お祝いしたい気持ちが伝わるため、本当に用事があって参加できなかったと思えるからです。


結婚式のご祝儀の相場は通常3万円に対して、欠席の場合1万円前後となります。生活費が苦しい方は当日参加するより支出を抑えられるため、検討してもいいのではないでしょうか。現金でなく金額相当のプレゼントを選ぶのもおすすめです。


具体的に喜ばれるプレゼントは、花やオルゴール、ぬいぐるみ、カタログギフトなどです。Amazonや楽天市場で購入すると、直送できますしメッセージやラッピングの有無も選択可能です。

結婚式前後のSNSに気をつける


FacebookやTwitter、Instagramを使って日常や自分の考えをアップしている方が年々増えています。好きな内容をアップしていいのですが、誘われた結婚式を欠席したなら、その前後の日は投稿を控えたほうがいいでしょう。


なぜなら、正直に言わない方がいい欠席理由の場合に投稿内容からウソがバレる可能性があるからです。


「どうしても外せない用事があって」と言って断っているにも関わらず、飲んでいるシーンや遊んでいるシーンをSNSにアップしていたら、ウソをついて結婚式を断ったと思われてしまいます。


ほかにも主張に行くと言っていたにも関わず、地元で撮った写真や動画がアップされていると疑われてしまう可能性が高いです。


後日、確認してくれたらいいですが、ウソをつかれたと判断して自然と距離を置かれてしまう場合もあります。

今後の人間関係に影響が出てしまうため、日常的にSNSを活用している方は特に注意しましょう。

結婚式の招待状に「欠席」と返信するときの書き方

ここからは、結婚式の招待状に「欠席」を記入するときの書き方をお伝えしていきます。


https://twitter.com/hq_maki/status/876111655226064896


上記のTwitterの内容を元にご説明します。


「ご出席」と「ご欠席」とあり「欠席」の文字のみを丸で囲みます。「ご出席」と「ご欠席」の「ご」の文字は二重線で消します。「ご」でなく「御」になっている場合もありますが、自分への敬称を意味するため、二重線を書くわけです。


上記のように、残念ながら「欠席」させて頂きます、と記載すると丁寧。お詫びの気持ちを相手に伝えられます。


余白に、以下のような簡単なメッセージを添えておくとさらにいいでしょう。


「ご結婚おめでとうございます

ご招待いただき嬉しく思いますが

その日はどうして外せない用事があって欠席させていただきます

皆さまと一緒にお祝いできずにこころ苦しいですが、お二人の

幸せをお祈りしています」


招待状に主人や奥さんなどの連名が書いてある場合、参加するほうだけ丸を付けます。


あわせて、次のような注意点もあるのでチェックしましょう。


・黒のペンを使用する

・修正は定規を使用する

・句読点は使わない

・忌み言葉を使わない

・重ね言葉を使わない

・表面は「行」を「様」に変更


それぞれお伝えしますね。


黒のペンを使用する


・結婚式の招待状の返信用はがきは、黒のボールペンやペン、毛筆、万年筆を使うのがマナーです。シャーペンやカラーペンの利用は控えましょう。


修正は定規を使用する


書き間違えたときは定規を使って修正線を引きます。修正テープや修正液は基本的に使いません。


句読点は使わない


「、」や「。」などの句読点は終わりや区切りを意味します。結婚式の場では縁起が悪いため、使用しないのがマナーです。


忌み言葉を使わない


おしまいや別れる、終わる、忙しいといった言葉は不幸や別れを連想させるため、書かないように気をつけましょう。特に「忙しい」という言葉は、欠席の理由でうっかり使ってしまうので要注意です。


重ね言葉を使わない


重ね重ねやたびたび、ますます、いろいろといった言葉もNGです。同じ言葉を繰り返すことで、再婚を連想させると言われています。


表面は「行」を「様」に変更


返信用はがきは送り主の名前が表面に書かれていますが「行」⇒「様」に変更します。「行」は自分をへりくだって使う言葉です。あなたから送り主に返すときは「様」にするのがマナーです。


まとめ:欠席を伝えるにも人間関係が壊れないように!

結婚式の招待状に「欠席」と返信するときのマナーや書き方をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。


招待状に返信する前に、電話やメールで新郎新婦に欠席連絡をしたうえで、返信はがきを送る流れです。当日参加できなくても、ご祝儀や電報、プレゼントを贈ると喜ばれます。


結婚式に参加しない理由は人それぞれですが、今後の人間関係を良好にするためにはウソを付くことも大切です。特に理由がなくても休んでもいいですが、それがバレないように努めなければなりません。

社会人として、せっかく結婚式に誘ってくださった方に嫌な思いをさせないように立ち振る舞いをしましょう。

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

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この記事を書いた人

自身が結婚や出産を経験し、それまで興味がなかったお宮参りや七五三の経験を経て、伝統と家族の絆が交わる素晴らしい瞬間を体験しました。
若い世代の方々にも伝統的な文化や行事の素晴らしさを感じて欲しいと思い、日本の素晴らしさを発信していきます!

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