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数珠は何歳から持たせるべき?持たせる数珠の選び方は?

子どもが数珠を持つイメージ

本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

お子さんのいらっしゃる方は葬儀や法要に参列する際に

「子どもにも数珠は持たせた方がいいの?」

「数珠は何歳から持たせるべきなの?」

などの疑問を持たれたことのある方も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、数珠は何歳から持たせるべきか、子どもに数珠を持たせる場合はどのように選んだら良いか解説していきます。

目次

数珠は何歳から持たせる?

まず、数珠は何歳から持たせるべきかということですが、数珠を持つ年齢については正式な決まりはありません。

ですから、小さな頃から持たせても特別問題なく、持たせるかどうかはご両親の判断になります。

ただ、未就学児以下の年齢のお子さんの場合は、自分で持っていられなかったり、音を立てたり、引っ張ったり振り回したりして遊んでしまう可能性も考えられますので、事前に何のために使うのものなのかを説明し、ある程度理解できる段階で持たせることをおすすめします。

目安としては小学生位からが良いでしょう。

また、小学生以下のお子さんでも、大人の真似をして手を合わせられるようになったくらいのタイミングであれば持たせてあげても良いかもしれません。

そもそも子どもに数珠は必要?

前述したように数珠は何歳から持たせても問題ありませんが、そもそも子どもに数珠を持たせる必要はあるのでしょうか。

これもご両親の判断になりますが、子供に数珠を持たせるメリットをご紹介します。

子どもに数珠を持たせるメリットは以下のようなことが挙げられます。

  1. 心の成長につながる
  2. 礼儀・マナーを学ぶきっかけになる
  3. お守りになる

それぞれ見ていきましょう。

➊心の成長

数珠を持たせて、使い方を教えることにより、亡くなった人や命への向き合い方を教えることにもつながります。

言葉だけでは伝えることのなかなか難しい、命の尊さを考え、命を尊ぶ優しい心を養う一つの機会になるでしょう。

数珠を持ち、仏様やご先祖様に向き合い手を合わせることは、子どもが命について考えるきっかけとなる大切な経験の一つと言えるのではないでしょうか。

また、大人たちと同じように数珠を持ち、手を合わせることにより、自分自身が大切な家族の一員であることをお子さんも再認識できるでしょうし、「自分も一人前として扱われている」と感じることもできるでしょう。

このようなポジティブな感情が子どもの自己肯定感や自立心を育むことにもつながるはずです。

➋礼儀・マナーを学ぶきっかけになる

子どものうちは、葬儀や法要の意味をよく理解できなくても仕方ありませんし、周囲の厳粛な空気やずっと座りっぱなしの状況に退屈してしまい、ぐずりだしたり大人にちょっかいを出しはじめたりしてしまうこともあるでしょう。

数珠を持たせて大人の真似をさせてみることで、大人の姿を真似ることに集中し、おとなしく過ごしてくれたりします。

数珠の使い方を簡単に教えてあげて、お手本を見せながら一緒に使ってみると、子どもは意外と興味を示してくれます。

頭ごなしに「静かにしなさい、おとなしくてなさい、ちゃんとお座りしてなさい」と叱りつけるよりも、効果があるのではないでしょうか。

また、大人たちの様子を意識して見ることにより、葬儀や法要の作法を自然と身に着けることができます。

そして、子どものうちからこうした経験を積むことによって、大人になっても自然と手を合わせ、仏様やご先祖様に敬意をもって向き合えるような人に成長してくれるでしょう。

➌お守りになる

数珠はその持ち主の分身であり、持ち主を厄災から守ってくれると考えられています。

たとえ大人と同じように上手に使うことができなかったとしても、数珠を持っているだけでお守りになります。

また、持ち主と仏をつなぐ唯一の法具ともされており、これらの理由から、数珠の貸し借りはNGで、一人一つ持つというyのが原則となっています。

ですから子どもといえど、大人の数珠を貸して手を合わせるくらいなら、数珠を持たずに手を合わせるか、本人用の数珠を持たせることが望ましくもあるのです。

加えて、数珠には本人の念が込められるため、長く使うことでお守りとしての効果も高まるという考えもあります。

こうした観点からも、子どものうちから数珠を持たせておくのは良いことであると言えるでしょう。

子ども用の数珠の選び方は?

子ども用の数珠の選び方にこれといった決まりはありません。

お子さんの成長具合にもよりますが、小学校低学年・中学年くらいまでのお子さんであれば「子ども用」として販売されているものを選べば問題ないでしょう。

子ども用の数珠は子どもが持つことを想定して素材やサイズが工夫されていて、プラスチックやアクリルなど樹脂製の丈夫な素材で作られているものが多くなっています。

房の付いていないブレスレットタイプのようなものを選んでも問題ありません。

お子さんに合わせて選んであげましょう。

また、値段の高いものを選ぶ必要もありません。

500円~1,000円程度で販売されているものも多くありますので、このくらいの金額のものであれば持たせてあげやすいのではないでしょうか。

子ども用の数珠を探す

また、小学校高学年くらいからは、大人用の数珠を検討しても良いでしょう。

こちらも、お子様の成長具合にあわせて選んであげてください。

大人用の数珠といっても高価なものである必要はありません。

ただし、男性用と女性用の違いや、宗派によっても違いがありますので覚えておきましょう。



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まとめ

数珠を持つのに何歳からという決まりはありません。

数珠を持たせるかどうかはご両親の判断になります。

小さいうちから数珠を持たせることは、心の成長につながったり、礼儀を学ぶきっかけになったり、お守りになったりなどのメリットが考えられます。

数珠は高価なものを選ぶ必要もありませんので、お子さんの成長具合を見ながら、お子さんにあったものを選んであげると良いでしょう。

一緒に選んでお子さんが気に入ったものを選ぶことで、より大切にしてくれるかもしれませんね。

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