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お歳暮のお礼の返事はするべき?ビジネス上でのやり取り、辞退された場合の返事も紹介!
日本独自の慣習の一つとされる、お歳暮
ビジネス上で取引先からお歳暮のお礼メールや連絡があると、無事受け取ってもらえて良かったと思いますよね。
また、最近では贈られたお歳暮に対してお礼状ではなくメールやLINEなどでお礼をする人が増えています。
もし自分のところにもお礼メールやLINEがきたらどうしますか?
いただいたお礼メールに返信するべきか、どのように返信すれば良いのか困ってしまうケースも多いはずです。
また、相手先からお歳暮をお断りしたいと伝えられたらどうすればいいでしょうか?
どのように対応するべきかしっかり確認しておくべきでしょう。
お歳暮のお礼メールがきた人はこちらで正しい対応方法を確認してみてください!
お歳暮のお礼状とは?
お歳暮を貰ったことへのお礼と、いつもお世話になっている謝意を伝えることが一番大切です。
友人や親戚といった親しい間柄ではお礼状の堅い形式にこだわる必要はありませんが、目上の方へやビジネス上の取引先などのお礼状には注意を払いましょう。
以下の文例はお礼状の書き方の流れです。
お礼状の内容
- 時候の挨拶
まずは、季節の言葉から書き始めましょう。
- 相手の健康・安否を尋ねる
時候の挨拶に続いて、相手の健康を気遣う文章を綴ります。
- お歳暮をいただいたお礼と感謝の言葉
お歳暮のお礼と、日頃の感謝を伝えます。
今後のおつきあいや指導・支援をお願いする一言を添えても良いでしょう。
- 家族も喜んでいる様子を伝える
いただいた品物への具体的な感想を書くと、感謝の言葉がグッと深まります。
家族がいる場合には、その感想を添えるといいでしょう。
- 相手の健康や息災を願う言葉
結びの前に、相手の体調を気遣う言葉やこれからの発展、活躍を願う言葉を入れます。
- 日付や差出人
最後に、送付する日付と差出人名を書きます。
名前の部分は手書きで記入すると良いでしょう。また、日付は和暦で書くのが一般的です。
お返しを贈ってはいけない職種・人物がいる?
基本的に国会議員、裁判官、警察官といった公務員の方々には、お返しを贈らないのがルールです。
このような方々は「倫理規定」によって贈答品を受け取る事を禁止されており、贈り物は賄賂として捉えられてしまいます。
また、公私立の教師や医師といった方々へも要注意。
こちらは禁止されているわけではありませんが、特定の人物からお歳暮をもらうことで、その人物を贔屓しているのではないかと疑われて迷惑をかけてしまう可能性があります。
できる限りお歳暮を贈ることは避けるのが無難でしょう。
お歳暮のお礼メールが来たらどうすればいい?
上司やお世話になった人へ贈ったお歳暮。
そのお歳暮のお礼メールがきて、どうするべき?とお困りになってませんか?
慌てて調べている人も少なくないはずです。
では、こんな時どうするのが正しいマナーなのでしょうか。
何も返信しなくてよい!
実は、贈り物を頂いたことへのお礼に対して更にお礼をする必要はなかったんですね!
これは目上の人でも、取引先でもいえることです。
というわけで、基本的にはやり取りとしては相手先からのお礼メールが来た時点で終了です。
こちらから改めて電話やメール等の連絡を入れる必要はないので
「お歳暮が無事に届いたようでよかった」という認識で捉えておけば良いでしょう。
どうしても心配な方は返信してもOK!
前述の通り、お礼メールに対しての返信は基本的に必要ありませんが、場合によっては返信をした方がいいのでは、
と思うことがあるかもしれません。
特に丁寧な文章のお礼メールが来た場合だと
「何か返信しておかないと失礼かもしれない…」
と不安になったりするものです。
相手方とのお付き合いの距離感もありますし、ビジネス上の取引先などのケースもありますから、その時の状況に合わせて臨機応変に対応するのが望ましいですね。
ただ、贈ったお歳暮に対する『お礼のお礼メール』を送る時にはあくまでもさらっと仰々しくない内容で返信するのがポイントです。
上記の例のように、短い文面で簡潔にまとめるようにしましょう。
長々と綴ってしまうとまた相手先に気を遣わせてしまうことになり、それこそきりがなくなってしまいますので注意してください。
お歳暮を辞退されたらどのように返信すれば良い?
「今後はお気持ちだけで結構ですので」などのように
お歳暮お断りの内容でお礼メールが届いた時にはどうするべきでしょうか?
お相手の方も色々と思うところあったり、気を遣ってのことだと思います。
事情はどうあれ言いにくいことをわざわざこちらに伝えてくれたわけですので、そのことについて了承の旨を伝える内容を返信した方が良いです。
何か反応を返してあげた方が相手の方も気持ち良いですし、相手の方に対してより丁寧な対応と言えるでしょう
こちらもお礼メールする場合と同様に短い文面で簡潔にまとめるようにしましょう。
以上、ご紹介した内容が参考になりましたら幸いです。
まとめ
- お歳暮のお礼メールに対して返信をする必要はない(手紙の場合でも同様)
- 相手に合わせて返信する時にはさらっと読める簡潔な内容で
- お歳暮辞退の返信が来た時には了承の連絡をすると良い