札幌でおすすめの雛人形の買取業者5選｜高価買取りのコツや注意点も

「子供が成長したので雛人形を処分したいが、買い取ってくれる札幌市の業者はいないだろうか？」とお悩みでしょうか。

実際は、雛人形は持ち主の災厄を代わりに受けるという考え方から、取り扱いを敬遠する業者が一定数存在します。しかし、価値ある雛人形を適正に評価してくれる業者を探すことは、決して難しくありません。

この記事では、札幌市で雛人形の売却を検討している方へ、おすすめの買い取り業者5選と高価買取りのためのコツを解説します。

最後まで読めば、大切にしてきた雛人形を納得のいく金額で手放す方法が分かります。

コヤッシュ（COYASH）の公式サイト
↓↓↓

札幌でおすすめの雛人形買取り業者5選

雛人形を買取りしてもらう際は、豊富な経験と専門知識を備えた業者に依頼しましょう。以下に、札幌で雛人形を取り扱う買い取り業者の中から、おすすめの5選を紹介します。

• コヤッシュ
• 買取専門店 くらや 札幌南店
• 買取専門店 東京相場 札幌店
• 買取専門 金のクマ 札幌店
• ｢なんぼや｣札幌大通店

各業者の特色を比較して、あなたのニーズに最適な業者を選びましょう。

COYASH（コヤッシュ）

項目	内容
運営会社	株式会社　トリアイナ
営業時間	10:00～18:00
申込方法	フリーダイヤル：0120-128-015 公式サイトWebフォーム
対応エリア	札幌市近郊
手数料	査定料・出張料・キャンセル料すべて無料
古物商許可証	東京公安委員会許可 第305511104562
公式サイト	https://coyash.jp/

「コヤッシュ」は、首都圏を中心とした全国各地で出張買取を展開する買取り専門店です。雛人形をはじめとする日本人形の査定実績が豊富で、作家物や伝統工芸品の価値を適切に評価できる鑑定士が在籍しています。

最大の特長は、他店では対応が困難な人形の買取りを可能にする独自の流通経路を持っている点です。全国規模の販売網に加えて、海外への販売チャネルも確保しています。海外バイヤーの仕入れタイミングに応じた商品供給など、工夫を凝らした取り組みにより、他店を上回る高額査定が可能です。

定番の雛人形をはじめ、ブランド品や有名作家の雛人形については高額買い取りが期待できます。作者が不明な雛人形や付属品が揃っていないケースでも、しっかりと査定対応してくれるため安心です。

さらに、札幌市および周辺エリアが対応範囲なため、自宅への出張査定を気軽に依頼できます。出張費や査定費用は一切かからないため、気軽に問い合わせてみましょう。査定金額に同意すれば、即座に現金での支払いが受けられます。

2. 買取専門店 くらや 札幌南店

項目	内容
運営会社	備忠商事株式会社
営業時間	10:00～19:00
申込方法	フリーダイヤル：0120-973-000
対応エリア	札幌市、千歳市、石狩市、恵庭市、江別市、北広島市ほか ※出張対応エリア一覧にてご確認ください。
手数料	査定料・キャンセル料・出張料無料
古物商許可証	北海道公安委員会許可 第101270001639号
公式サイト	https://kuraya-kaitori.com/page-shop/%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%8D%97%E5%BA%97/

「買取専門店 くらや 札幌南店」は、雛人形をはじめとする骨董品全般、絵画、古銭などの買取査定に強みを持つ買取り業者です。

最大の特長は、年間30,000件以上の買取実績に裏打ちされた確かな鑑定力です。知識と経験豊富なプロの鑑定士が在籍しており、買取り品の正しい価値を見極めて適正価格を提示できる体制を整えています。

雛人形では、作家物や伝統工芸品はもちろん、作者が不明な人形や付属品が揃っていない人形でも査定可能です。くらやグループ独自の販売ルートが確立しており、高価買取を実現しています。

札幌市中央区の環状通り沿いに店舗を構え、店頭買取のほか、北海道内全域への出張買取が可能です。出張費や査定費用は無料で、査定金額に同意すれば現金での支払いが受けられます。

また、札幌市西区の北5条手稲通沿いには、宝飾品や腕時計・ブランド品の査定に強い「くらや 札幌西店」を展開しています。札幌南店と連携して全てのジャンルの査定を一括で引き受けられるのも、くらやグループの強みです。

買取専門店 東京相場 札幌店

項目	内容
運営会社	東京相場
営業時間	10:00～19:00
申込方法	フリーダイヤル：0120-290-035 公式サイトの無料査定フォーム
対応エリア	札幌市および北海道内各市 ※対応エリア一覧にてご確認ください。
手数料	査定料・出張料・振込手数料無料
古物商許可証	北海道公安委員会 第101290000956号
公式サイト	https://www.tokyosouba.jp/sapporo/sapporo_kaitori/

「買取専門店 東京相場 札幌店」は、日本人形をはじめブランド品や骨董品、貴金属、家電など幅広い品目の買取に対応します。宅配買取りは日本全国に対応し、実店舗として札幌市豊平区に展開したのが「東京相場 札幌店」です。

東京の相場で買い取ることを強みとして謳っており、全国展開による広範な販売ネットワークが高額買い取りを実現しています。また幅広い販路により商品を高く買い取る業者へ売却できるのも、買取り金額を限界まで引き上げられる秘訣です。

対象エリアは札幌市内および近郊エリアで、無料出張買取サービスを提供しています。出張費や査定費用は一切かからず、査定金額に同意すれば、その場で現金での支払いが受けられます。

買取専門 金のクマ 札幌店

項目	内容
運営会社	株式会社ブランドエイト
営業時間	12:00〜19:00
申込方法	フリーダイヤル：0120-180-350
対応エリア	札幌市内および近郊
手数料	査定料・出張費・宅配送料無料
古物商許可証	店内にてご確認ください。
公式サイト	https://kaitori-kinkuma.com/

「買取専門 金のクマ 札幌店」は、ブランド品、古銭、フィギュア、おもちゃ、骨董品など、幅広く買取りします。骨董品や記念硬貨などの査定実績が公開されているため、初めて買取りを依頼する方でも安心です。

買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取の3つから選択可能で、いずれも査定料・出張費・キャンセル料は無料です。

店頭買取ではその場で現金支払いが可能で、宅配買取では査定結果に承諾後、24時間以内に代金が振り込まれます。もし納得できない場合は、送料店舗負担で返送が可能です。

出張買取はクーリングオフ制度が適用されるため、期間中のキャンセル・返金も可能なため安心です。

 ｢なんぼや｣札幌大通店

項目	内容
運営会社	バリュエンスジャパン株式会社
営業時間	11:00～19:00
申込方法	フリーダイヤル：0120-66-1333
対応エリア	札幌市内ほか道内全域
手数料	査定料、送料（宅配買取）、出張費（出張買取）、振込手数料　無料
古物商許可証	東京都公安委員会許可　第301102004121号
公式サイト	https://nanboya.com/shop/sapporo-brandshop/

「なんぼや」は全国145店舗を展開する総合買取専門店で、道内では「札幌大通店」を札幌市中央区に展開しています。大通駅から徒歩約4分の場所にあり、ブランド品、貴金属、骨董品、美術品など、幅広いジャンルを取り扱っています。​

人形買取りは、経験豊富な鑑定士が担当。作者が不明な人形や保存状態があまり良くない品物でも高価買取に努めています。

強みは、自社でオークションを主催し、さらに日本国内および世界中に独自の販売ルートを持っている点です。他社よりも高く再販できるビジネスモデルを活用することで、高額買取を実現しています。

雛人形の買取りで失敗しない業者の選び方

雛人形の買取を成功させるには、業者選びで失敗しないことが最も重要です。以下に、失敗しない業者選びのポイントを解説します。

• 専門知識の有無を確認する
• 査定額の理由を丁寧に説明できるか確認する
• 買取実績と評判を確認する
• 悪質業者の特徴を事前に把握する

納得のいく買い取り金額を提示してもらうためにも、しっかり確認しましょう。

専門知識があるか確認する

査定の際には、雛人形の素性をきちんと判断できる業者かどうかを必ず見極めましょう。雛人形は、一体ごとに異なる価値があります。その結果、雛人形の買取りには、制作年代や作者名、制作技法などによる価値の違いを見極める専門知識が欠かせません。

例えば、昭和初期の手作り品と平成以降の量産品では、価値が大きく異なります。素材や技法によっては、希少性から高額査定になるケースや、使用されている布地や塗料の質によっても評価が変わるケースなど、評価項目は多様です。

加えて、時間の経過による自然な劣化と、手直しが可能な傷みを見分けられるかどうかも重要な判断基準です。年代物の雛人形では、表面の退色や細かな傷跡は致命的な欠陥とはみなされません。

問い合わせ時に、どのような雛人形の買取り実績があるか具体的に尋ね、作家名や年代に言及した回答が得られるかを確認しましょう。

査定額の理由を丁寧に説明できるか確認する

査定の際には、査定額の理由を丁寧に説明してくれるかを確認しましょう。業者も類似品の取引実例などをもとに査定額を算出するため、根拠となるデータを隠さずに共有してくれる業者は良心的です。

例えば「同じ作家の親王飾りが以前この金額で取引されています」などの具体的な情報があると納得感が高まります。減額の場合でも、何がどの程度減額に影響したのか、きちんと数字で示してくれる業者であれば安心です。

買取実績と評判を確認する

業者の信頼性を測る最も確実な方法は、過去の実績と第三者の評価をチェックすることです。自社サイトの実績公開で、作家名や買取金額、状態の詳細が記載されていれば、査定基準や得意分野が把握できます。

また、Googleレビューの口コミも有効な判断材料です。「査定が丁寧だった」「説明が分かりやすかった」などの体験談が書かれている口コミがあれば参考にしましょう。逆に、「査定額が電話と違った」「強引に他の品物も見ようとされた」などのネガティブな評価が複数ある場合は、慎重に対応する必要があります。

口コミの数だけでなく、投稿時期が新しいかどうかもチェックすると、直近のサービス水準を推測できます。

悪質業者の特徴を事前に把握する

悪質な業者を避けるためには、問題となる行動パターンを事前に把握しておきましょう。以下の特徴が見られたら、買取り依頼は慎重に判断するのがおすすめです。

• 電話で即座に高額査定を約束する
• 雛人形以外の品物も強引に査定しようとする
• 決断を急がせる
• 会社情報が不明瞭である

電話で即座に高額査定を約束する

実物を見ずに「高く買い取れます」と断言する業者は、要注意です。

気軽に高額査定をほのめかす業者は、訪問後に「実際に見たら状態が悪かった」などの理由で大幅に減額される恐れがあります。概算額の提示は問題ありませんが、安易に確定額を約束する業者は警戒しましょう。

雛人形以外の品物も強引に査定しようとする

訪問時に貴金属や骨董品など依頼していない品物まで査定しようとする業者は、悪質な押し買い業者の可能性が高いため要注意です。目的が雛人形ではなく、より高額な品物を安く買い取ることだからです。

もし「ついでに見るだけだから」と軽い口調で勧誘してきたら、毅然と断わりましょう。

決断を急がせる

「今日中に決めてくれたら高く買い取れる」などの言葉で決断を急かす業者は、冷静な判断をさせない意図があると考えられます。正当な理由なく即決を迫られた場合は、一旦保留にして他社の査定も受けることをおすすめします。

会社情報が不明瞭である

所在地や固定電話番号、古物商許可番号が確認できない業者とは取引を避けるべきです。

中古品やリサイクル品（古物）を取引する会社は、古物営業法で会社情報の公開が義務付けられています。詳しい会社情報をきちんと明記していない業者は、法令を遵守していない可能性があります。

トラブル発生時に連絡が取れなくなるリスクもあるため、必ず公式サイトや実店舗で会社情報をチェックしましょう。

札幌で雛人形をより高く売るコツとは？

雛人形をより高く売るには、査定前の準備と交渉のタイミングが重要です。同じ品物でも事前の手入れや情報提供の有無によって査定額は変動します。以下に、実践的な高価買取のコツをご紹介します

• 共箱・由来書・木札を揃える
• 乾式ケアでにおい・カビを抑える
• 雛人形の素性を詳しく伝える
• 付属の雛道具を可能な限り揃える
• 需要期に合わせて合い見積りを取る

些細なことが査定額を左右する場合もあるため、しっかりと準備しましょう。

共箱・由来書・木札を揃える

作家名や産地を証明する付属品は、真贋の証明となり査定額を大きく左右します。購入した時の付属品は、原則的にすべて一緒に査定に出しましょう。雛人形の主な付属品とその特徴を以下にまとめます。

付属品	特徴
共箱（ともばこ）	作家の署名や落款が記されており、有無により数万円単位の差が生まれることも珍しくない
由来書・証明書	作者、制作年、作品の由来や経歴が書かれた文書やしおり。正式な証明書や鑑定書として添付される場合もある
木札（きふだ）	人形に添えられた作者名や作品名を記した札で、制作年代や作家の系譜を示す重要な資料

他にも、購入時の箱や包装材は、雛人形の素性を証明し、さらに保管状態の良さを示す判断材料にもなるため、残っている場合は必ず一緒に提示しましょう。

乾式ケアでにおい・カビを抑える

長期保管された雛人形はしょうのうなどの防虫剤のにおいが染み付いていることが多く、減額要因になるケースが少なくありません。査定前には風通しの良い日陰で数時間陰干し、中古品特有のにおいを飛ばしましょう。

ただし、直射日光は変色の原因となるため、必ず日陰で干すのがおすすめです。

埃は柔らかいブラシや布で優しく払い、水拭きは絶対に避けましょう。人形の顔や衣装は水分に弱く、一度濡れると取り返しのつかない染みやカビの原因になります。特に絹製の衣装は、水気が厳禁です。

カビがある場合は無理に取り除こうとせず、そのまま査定に出して専門家の判断を仰ぐのが無難です。

雛人形の素性を詳しく伝える

雛人形の買取りを依頼する時は、業者に雛人形の素性をできるだけ詳しく伝えましょう。査定する業者側にとっても、雛人形の素性が明らかな方がより安心して査定金額を提示できます。

例えば、購入時期や購入店の情報は、人形の年代や流通経路を推測する手がかりになります。「昭和50年代に札幌の百貨店で購入した」といった情報があれば、当時の価格帯や品質レベルをある程度推測できます。

また、作家名や産地が分かる場合は、必ず申し伝えましょう。「京都の人形師による作品である」「埼玉県岩槻市で作られた製品である」などの情報があれば、査定の精度がより高まります。

さらに、保管状況も重要な情報のひとつです。「湿気の少ない2階に置いていた」など具体的な環境を説明すれば、業者はカビや虫食いのリスクを適切に評価できるため安心します。

付属の雛道具を可能な限り揃える

雛人形の高額査定の基本は、屏風やぼんぼり、菱餅などの雛道具が当初のセット通り完品で揃っていることです。

親王飾りであれば、屏風やぼんぼり、三方や菱餅などの小道具が欠けると減額対象になります。段飾りの場合は、三人官女や五人囃子などの人形、桜の飾り、御駕籠などの小物も大切です。

破損した部品がある場合は、揃えて見せることで修復可能か判断してもらえるため、決して捨てずに持参しましょう。業者によっては修復技術を持つ提携先があり、軽度の破損なら修理前提で買い取ってくれるケースもあります。

需要期に合わせて合い見積りを取る

雛人形の買取りを依頼するなら、年末前から年明け頃がベストのタイミングです。加えて、数社から合い見積りを取れば、上限額に近い査定額を引き出せる可能性が高まるためおすすめです。

3月3日の桃の節句に合わせて、12月中旬までに買取を完了させて在庫を確保したいと多くの業者は考えます。したがって、毎年11月から1月は雛人形の最需要期を迎えるため、査定額が上がりやすくなります。

査定のタイミングをうまく合わせたら、さらに数社から合い見積りを取りましょう。

他社の査定額を伝えることでより良い条件を引き出せる可能性があるため、3社程度の見積りを比較するのがおすすめです。

雛人形の買取り相場

雛人形の買取価格を、以下3つに分けて解説します。

• 昭和後期以降の大量生産品
• 明治から大正期の手作り雛人形
• 有名作家・伝統工芸士の作品

一般的な相場感を把握し、出された査定額が適正かどうかを判断しましょう。

昭和後期以降の大量生産品

昭和後期以降の大量生産品は、保存状態が良くても数千円程度が一般的です。なぜなら、工場での量産体制が確立されており、市場に出回る数も多く希少性が低いからです。

特に平成以降の雛人形は素材や技法が簡略化されている場合も多く、高額査定は期待しにくいと言えます。例外的に、有名メーカーの製品や当時の定価が高額だった雛人形は、高額評価されるケースがあるので、査定の際に伝えましょう。

明治から大正期の手作り雛人形

明治から大正期の手作り雛人形は、希少性から10万円を超える場合があります。昭和以前の雛人形は職人が一点ずつ手作業で仕上げており、現代では再現困難な技法や素材が使われているのが理由です。

特に公家雛や古今雛などの様式の古い人形は、骨董品としての価値も加わり高額査定につながります。経年劣化による損傷が激しい、修復の痕跡があるなどの場合は減額になるため、年代物は保存状態の良し悪しが価格を左右します。

有名作家・伝統工芸士の作品

有名作家や伝統工芸士の作品なら、証明書付きで5万円から15万円程度の評価を得られるケースがあります。さらに高級な素材や歴史的価値を持つ作品、著名工房品で市場流通の少ないものは、30万円以上になる例もあります。

有名な職人が造った雛人形であると言い伝えられてきた雛人形には、証拠としてできるだけ多くの付属品を揃えましょう。

雛人形の買取りが困難なケースとは？

雛人形の買取では、形式やデザインによって買取不可となる場合があります。以下に、買取りが困難なケースを解説します。

• 7段飾りは断られる場合がある
• ガラスケース入りは断られる場合がある
• 個性的すぎるデザインは断られる場合がある

断られやすい条件を把握し、該当する場合は事前に対処方法を検討しましょう。

7段飾りは断られる場合がある

同じ雛人形でも7段飾りの雛人形は買取り対象外とし、親王飾りや三段飾りのみ対応する業者も少なくありません。現代の住宅事情では広い和室や床の間がない家庭も多く、大型の段飾りは置き場所の確保が困難になってきているのが理由です。

また、保管場所の問題からも、省スペースの親王飾りや三段飾りが好まれる傾向にあります。業者にとっても、7段飾りは運搬や保管にコストがかかる上に再販までに時間を要するため、買取りのリスクを避ける傾向が強いです。

ガラスケース入りは断られる場合がある

ガラスケース入りの雛人形は、買取りを断られる場合があります。

ガラスは輸送中の振動や衝動で割れやすく、万が一破損した場合は商品価値を損なうだけでなく、作業者の怪我のリスクも伴います。また、保管にもスペースを取る上に、積み重ねができないため倉庫効率が悪く、コスト面からも業者に敬遠されがちです。

ただし、人形本体の状態が非常に良好で作家物である場合は、ケースから出した上での買取に応じてくれる業者もあります。事前にガラスケース入りであることを業者に伝えるのがおすすめです。

個性的すぎるデザインは断られるケースがある

時代の流行に沿った個性的すぎるデザインは、再販の見込みが立たないため買取不可となるケースがあります。例えば、バブル期に流行した洋風アレンジの雛人形や、極端にモダンな色使いの作品は、当時は人気があっても現在の市場ニーズとは合致しません。

また、全国的に流通していない地方独特の伝統雛も、市場性の低さから断られることがあります。

ただし、キャラクターコラボの雛人形は逆に希少価値を生むケースがあります。ディズニーやサンリオなどとのコラボ商品はファン層からの需要が高く、高値で取引される可能性があります。

まとめ：札幌で優良な雛人形の買取り業者を見つけよう

札幌市は人口も多く、由来が明確で程度の良い雛人形は流通しやすい環境と言えます。札幌市内では、毎年春に主要百貨店で雛人形フェアが開催されており、雛人形の安定した需要があるからです。

そんな札幌市で納得のいく買取りを成功させる鍵は、雛人形の専門知識を持ち、誠実に査定してくれる業者を選ぶことです。

本記事を参考にして優良な買取り業者を見つけて、大切な雛人形を次の持ち主に気持ちよく引継ぎましょう。